筋トレをすごく頑張って筋肉を1キロ増やしても基礎代謝は50キロカロリーほどしか増えません。
それよりも基礎代謝の大部分を占める内臓の働きを促す食品を取った方が基礎代謝が上がります。
基礎代謝を上げる食べ物には、タンパク質や高脂肪、高繊維の入った食品があります。具体的には、肉類、魚、卵、乳製品、グリーンベリー、全粒穀物などがあります。また、豆類、ナッツ、シード、赤身の肉なども効果的です。これらの食品を組み合わせたバランスの良い食生活が基礎代謝アップに役立ちます。
- タンパク質を摂ることで基礎代謝が上がるのは、消化・吸収するために必要なエネルギー（カロリー）の消費量が大きくなるためです。このことを「タンパク質エネルギー代謝」と呼びます。消化するために必要なエネルギー量は、糖質や脂質に比べて高いため、タンパク質を多く摂ることで基礎代謝がアップすることがあります。また、タンパク質は筋肉を作り、筋肉が多ければ多いほど基礎代謝も上がります。
- 高脂肪の食品を摂ることで基礎代謝が上がるのは、脂質の消化・吸収に必要なエネルギー（カロリー）の消費量が大きいためです。このことを「脂質エネルギー代謝」と呼びます。脂質を消化するために必要なエネルギー量は糖質やタンパク質に比べて高いため、高脂肪の食品を多く摂ることで基礎代謝がアップすることがあります。また、高脂肪の食品は満腹感をもたらすため、食欲を抑えることができます。これにより、過剰な食事やスナックの摂取を抑え、カロリー摂取量をコントロールすることができます。
- 高繊維の食品を摂ることで基礎代謝が上がるのは、繊維の消化・吸収に必要なエネルギー（カロリー）の消費量が大きいためです。また、繊維は消化が遅く、満腹感をもたらすため、食欲を抑えることができます。これにより、過剰な食事やスナックの摂取を抑え、カロリー摂取量をコントロールすることができます。さらに、繊維は腸内環境を整え、便秘を防ぐ効果があります。これらの要因により、高繊維の食品を摂取することで基礎代謝がアップすることがあります。
体重が気になる方は上記を参考に無理のない健康的なダイエットを心掛けてくださいね。
